2015年1月に技術的進歩を称える賞金総額最高600万ドルのマイルストーン賞を授与

(ビジネスワイヤ) -- 賞金付きコンテスト開催の世界的リーダーであるXプライズは本日、賞金総額3000万ドルのグーグル・ルナーXプライズのコンテスト期間が正式に2016年12月31日まで�長されたと発表しました。スケジュールの変更の一部として、すべてのチームがコンテストの次のステージに進むためには少なくとも1チームが、2015年12月31日までに予定している探査機発射についての文書を提出する必要があります。

Xプライズの副会長兼社長のロバート・K・ワイスは、次のように述べています。「私たちは引き�き、グーグル・ルナーXプライズ・チームの大幅な進展を目の当たりにしています。最近行われたマイルストーン賞を目指した発表では、各チームが重要な技術的成果を見せてくれました。こうした成果は、最終的に各チームのミッションを支えるでしょう。私たちが各チームに達成を求めているミッションは技術的見地からだけでなく財政的な面から見ても、きわめて難しく、また前例のないものです。こうした理由により、コンテストの期間を�長することに決定しました。グーグル・ルナーXプライズの成果は、低コストでの月面着陸を可能にするまったく新しいシステムとして結実すると堅く信じています。」

グーグルとXプライズは着陸、走行、撮影の領域において各チームが達成した最新の技術的成果を表彰するために、2015年1月26日にサンフランシスコのカリフォルニア・アカデミー・オブ・サイエンスで行われる非公開イベントで、賞金総額最高600万ドルのマイルストーン賞を授与します。2つの賞の受賞者がすでに発表されており、アストロボティック(米国)が走行部門で50万ドル、画像処理サブシステム部門で25万ドルを獲得しました。賞はすべて科学、航空、宇宙業界の専門�から成る審査員団が、昨年を通して行われた数々の実地試験と技術試験を評価した上で決定されました。アストロボティックのほかにマイルストーン賞を�っているチームは、ハクト(日本)、チーム・インダス(インド)、ムーン・エクスプレス(米国)、パートタイム・サイエンティスト(ドイツ)です。

グーグル・ルナーXプライズの審査員団長のデビッド・スワンソンは、次のように述べています。「昨年、審査員団はマイルストーン賞を�うために選ばれた5チームが成し遂げた進展に、感銘を受け�けてきました。宇宙探査には無数の挑戦がつきものであることは言うまでもありませんが、�合するチームは皆、他に比べる物がないほどの情熱とチームワーク、さらにこれに勝る巧みな専門技術を披露しています。今回のプロセスの一環として、走行部門と画像処理サブシステム部門での成果により、アストロボティックを表彰できることをうれしく思います。また、今後数週間で他のマイルストーン賞も授与できることを、楽しみにしています。」

マイルストーン賞を目指すコンテストは、グーグル・ルナーXプライズの一環として任意で参加できるものです。マイルストーン賞に参加しなくても、優勝や準優勝に選ばれる資格はあります。マイルストーン賞の賞金は、今後同じチームが優勝や準優勝に選ばれた場合、賞金額から引かれます。マイルストーン賞についての詳細は、http://lunar.xprize.org/about/milestone-prizesをご覧ください。

グーグル・ルナーXプライズについて

賞金3000万ドルのグーグル・ルナーXプライズは前代未聞のコンテストで、世界各国のエンジニアと起業�を触発し、低コストなロボットによる宇宙探査方法の開発を�うものです。民間企業チームがグーグル・ルナーXプライズを獲得するには、ロボット探査機を月面に着陸させ、探査機を最低500m走行させて、高解像度の動画と画像を地球に送り返すことが条�となります。詳細については、http://www.googlelunarxprize.orgをご覧ください。

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