東京市場は堅調か。欧米株はそろって上昇。欧州株はECBの金融政策の据え置きやガイダンス変更なしの決定をおおむね好意的に受け止めた。米国株はフェイスブックなど好決算銘柄の上昇が相場をけん引し、ダウ平均は200ドル超の上昇を記録した。ドル円は足元で109円30銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて115円高の22435円、ドル建てが130円高の22450円で取引を終えた。

 海外市場が強い動きとなったこと、また為替も円安基調が維持されていることなどから、買い優勢の展開が見込まれる。米国では引け後に決算を発表したアマゾンやインテルが時間外で大幅高となっており、今晩の米国株への好影響を先取りした買いも入りやすい。きょうは日銀金融政策決定会合の結果発表があるが、金融政策は据え置きが濃厚。足元では米長期金利の動向が相場をかく乱しているが、国内は低金利環境がまだ続くとの見方が改めて強まり、株高をサポートする可能性が高い。日経平均の予想レンジは22380円−22480円。